南洋理工大学の学食はどうなの?
寮の隣でおこなわれている工事の騒音に時間を問わず悩まされております。なにも午前4時にドリルの音を響かせなくてもよかろうに。さらに最近は、夜になると蚊に刺されまくる現象も起きており、かゆみで目が覚め、騒音で寝付けない、という見事なコンボ技を決められています。笑えません。
虫よけスプレーを買ったので試したいと思います。効果があるといいのですが。
さて、こちらの記事のおわりに書いたように、研究の作業内容によってSIMTech (Singapore Institute of Manufacturing Technology) という研究施設に時々お邪魔しています。SIMtechは南洋(なんやん)理工大学(Nanyang Technological University:NTU)の敷地内に位置しています。調べたらNUSよりNTUのほうが広かった...。200haだって...。(NUSは150ha)
あれだけ騒いだのが恥ずかしいです。調査不足ですみませんでした。
南洋理工大学とシンガポール国立大学は国内において二大巨頭的存在であり、大学世界ランキングにおいても2校とも上位にランクインしています。QS World University Rankings 2016-2017によると南洋理工大学が13位、シンガポール国立大学が12位でした。(ちなみに1位はマサチューセッツ工科大学で、東大は34位、京大は37位でした。)
そんなエリート大学にお邪魔できるだけで大変光栄なことでありますが、そこでいろいろな経験ができるのだからさらに身が引き締まる思いです。お世話になっているSIMtechについては改めてご紹介できればと思います。
こちらの大学もやはり食堂があちこちに点在しています。SIMtechの研究者の人たちに連れられて、いろいろトライしてみました。
まずはチキンライスです。お値段は2.8SGD=230円と安心価格です。NUSと比較するとジューシーな気がしました。ソースもよく合っていましたが、チキンに骨が残っていて少々食べにくかったです。部位による当たり外れがあるようです。
チキンライスっぽいですがダックライスです。たしか3SGD=245円でした。
チキンに比べてくさみが強く、好き嫌いが分かれそうな味わいでした。皮はチキンより弾力があった印象です。食べ終わったあとの余韻も不思議な感じでした。
Fried Rice、チャーハンです。3.5SGD=287円
見た目は質素ですが、かなり好きな味付けでした。塩コショウの加減がバッチリで、もやしの食感が楽しくてすぐに平らげてしまいました。意外と気に入っています。
さて、NUSの食堂もそうですが大体の料理はテイクアウトができます。こちらの麺料理は名前は不明ですが中華だったと思います。テイクアウト料をふくめて3SGD=245円
可もなく不可もなくといったところでしょうか。麺が柔らかかったので何とも言えません。スープは薄味でした。エアコンで冷え切った体を温めるにはちょうどいいのかもしれません。
最後に、シンガポールでもっとも失望したランチをご紹介します。
Karaage Spaghetti、から揚げスパゲティです。初めにメニューを見た時、Karaageが「から揚げ」とわからず、英語読みで何と読めばいいか10秒くらい悩みました。
「carriage(乗り物)っぽいけど違うなー.....あ、から揚げかよ...。」
などと思いながら、注文。4SGD=328円
から揚げが食べたかったので、もともとスパゲティには期待していなかったのですが、予想をはるかに超えて口に合いませんでした。こちらの学生の皆さんにとってはどうかわかりませんが、ソースがめちゃくちゃ甘いのです。麺はゆですぎな印象で4SGDの価値を疑いました。救いは"Karaage"が、ちゃんと「から揚げ」だったことです。
これからはウエスタンフードを食べるときは十分に注意したいと思います。
そろそろ、大学外での食事も紹介できればいいかなぁと思っているので、少々お待ちください。