Unpredictableな2016年振り返り
大晦日ですね。今年最後の記事になります。留学の様子をお伝えする目的でブログをはじめましたが、留学がおわっても続けられればいいなと思います。来年の一つの目標になりそうですね。
さて、今年を個人的に振り返ります。2016年は留学に始まり留学に終わる、といった感じでした。タイトルに"Unpredictable"とカッコつけて書きましたが「予測できない」という意味です。ジャスティンもいっていました「人生は予測できないものさ」と。
1月~3月
トビタテの書類準備と、大学の研究・論文の補助・学会が重なって、もうてんてこ舞い。目の前の課題をこなしながら、1年先のことを計画するのは中々難しかったです。
4月~6月
休学がスタートしたものの、留学準備や研究の引継ぎなどで結構忙しい日々でした。幸いにもトビタテに採用していただき、留学が一気に現実的になりました。
7月~9月
7月には留学前段階としてフィリピンへ語学留学に行きましたね。予定の都合で3週間しかいられませんでしたが、やっぱりいいところでした。CIP最高です。そういえばフィリピンの語学学校について書いていませんでしたね。8月は台湾にも少し行きました。
10月~12月
スタートが遅れましたが、10月26日よりシンガポール留学は始まりました。それ以降のことはこれまでブログで書いてきたとおりですね。
だらだら書いても仕方ないので、かなり簡潔にまとめました。
なにが"Unpredictable"だったかというと、そもそも今年1月の時点で、本当にシンガポールでこうやって生活できているなんて思っていなかった(思えなかった)のです。確かに実現に向けて全力で各種計画や準備をしていましたが、その時点では「実感」は全く伴っていなかったです。紙面上や電子メールでのやり取りを進める中で留学が着実に現実味を帯びていく一方、気持ちの整理というか「シンガポールで研究している自分」のイメージは中々できませんでした。
そういった中でトビタテに採用していただき、同じ志を持つ多くの人たちと出会うことで徐々に気持ちの準備もできていったと思います。留学そのものについて思うことは、いずれ別の記事で書こうと思っています。
7月のフィリピン語学留学でも、期せずして台湾とのつながりができました。(僕が行った時期は学校に多くの台湾人生徒がいた。)彼らは本当にいい人たちばかりで、今でも連絡を取り合っています。
シンガポールに来てからも、トラブルというか解決するべきことがたくさん出てきて、思い通りにいかない状況をむしろ楽しんでいました。僕は何か問題があったとき、自己解決することにこだわってしまうことがあります。最近やっと、分からないことを勇気を出してオフィスに聞きにいったり、周りの人に助けを求めたりできるようになってきました。小さな変化かもしれませんが、これも僕にとっては予期しなかったことです。
長期的な視点で自分の行く先を見通すことは大事だと思いますが、「見通しすぎない」ことも大事なのかなあ、と思います。仕事における計画は狂いなく遂行することが求められますが、人生計画はそうでなくでもいいような気がします。「こうでなきゃいけない」「この選択肢以外は無い」という考えは取っ払って、ある程度「遊び」を持たせた視点で過ごしていきたいと思います。
2017年には就活というイベントがありますが、そのことに縛られすぎないようにやっていければいいですね。また、長らくやってきた学生生活も最後の年となります。特別なことをする予定はありませんが、家族を敬い、友達を大切に、向上心を持って日々過ごしたいと思います。
それでは、良いお年をお過ごしください。