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Carpe diem ~シンガポール留学記~

理系大学院生のシンガポール国立大学留学記。ときどきサイクリング。トビタテ!留学JAPAN第五期生

【シンイチ】シンガポールライド第八弾 中

前置きを省略して、シンイチレポートを続けます。3部作のパート2をお送りします。

パート1はこちら

carpediem-onk.hatenablog.com

 

シンガポール一周、略してシンイチ の約170kmの道のりを66km地点までレポートしました。勝手に決めたNo.4チェックポイントの地点から、続きをお伝えします。

https://www.instagram.com/p/BP1HlyjjXkY/

#4 Southwest edge #roadbike #cycling #Singapore #シンイチ #シンガポール一周 #66km

コース上で星マークの位置までやってきたところです。ここから、北部の未走行区間を駆け抜けます。

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前回の西側ライドの時も気になったこの建物、背の高い棚いっぱいに野菜が育てられていました。なんだかあやしいバイオ系の実験施設かと思いましたが、調べたところスカイグリーンズ社の「垂直農園」だそうです。国土の狭いこの国で、効率的に野菜を収穫するための施設とのことで、「野菜生産工場」とも言えそうです。システムさえ確立できれば、日本でも似たようなことができるような気もします。もう始まってるかもしれませんね。

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垂直農園ビジネスなんていいかも、などと安易なことを考えながら、No.5チェックポイントのSungei Buloh Wetland Reserve(73km地点)に到着です。

https://www.instagram.com/p/BP1J_6NDUgC/

#5 short break time #roadbike #cycling #Singapore #シンイチ #シンガポール一周 #73km

 

トイレ休憩、ボトルへの給水、羊羹摂取などを済ませ、ふと近くの池に目をやると、かなり大型の爬虫類?両生類?がいました。生物には詳しくないので、この生き物が何なのかわかりませんが、じっとして動く様子がありませんでした。

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と、思っていたら二匹目が陸に上がってきました。ゆったりとした足取りでこちらに近づいてきます。手前に柵があったので、安心して観察できました。図らずもちょうどいい休憩となりましたたね。f:id:carpediem_onk:20170204171922j:plain

 

 生き物に癒され、補給もバッチリ、元気よく再出発です。貯水池の堰の上を通過です。右手がシンガポール左手がマレーシアという、国の境目を走り抜けます。

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80kmを過ぎたころ、シンガポールお得意の禁止標識がありました。"NO RIDING, FINE $1,000" ということで、自転車に乗ったままスロープをのぼると8万円の罰金だそうです。いやぁ、おそろし。

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あの手の標識は大体脅しで、無視する人も多いようですが、従順な僕はDISMOUNT AND PUSHでスロープを通過します。

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スロープを登り、団地街を抜けると、シンガポールとマレーシアをつなぐ橋が見えました。入国・出国のどちらも大渋滞の様相です。さすが春節といったところなのでしょうか。あまりよく分かりませんが、自転車に乗っていてよかったです。

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No.6チェックポイントのWoodlands Waterfrontという公園(84km地点)までやってきました。こういう立派な印が発見できると、その場に来た感じがあって気分が高まります。

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Google Mapでも確認できた桟橋をチェックします。

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L字形状の桟橋の先端まで来ましたが何もありません。ただの桟橋でした。とりあえずチェックポイントの写真を撮ろうとしますが手が足らないことに気付きました。これまではスマホ片手に1、2、3と指を立ててきた訳ですが、6本指を立てるのには両手を使うほかありません。ではカメラはどうするのか。

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シャイな僕は「誰かに撮ってもらう」なんてことは思いつきもせずに、お腹のあたりにスマホをはさみ、セルフタイマーで撮影を試みました。サイクルジャージで中腰になり、お腹のあたりにスマホを挟んで指を6本立てるポーズを10秒キープするのはさすがに恥ずかしかったです。一枚目は小指が写らず、失敗。

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仕方がなので二枚目にトライしますが、自転車を隠してマレーシアを指さしているように見えるので没です。

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ここで、頭についているGoProを使えばいいことにやっと気づきました。僕の持っているGoPro Hero5には音声認識機能がついていて、「GoPro写真」と言うと写真を撮ってくれるのです。電池消費を気にして普段はoffにしていますが、ついに出番です。一発でいい写真が撮れました。No.6チェックポイント通過です。

https://www.instagram.com/p/BP1QtSNjkeV/

#6 close to Malaysia! #roadbike #cycling #Singapore #Malaysia #シンイチ #シンガポール一周 #84km

 

公園を一周するように走っていると、看板を発見。海に張り出した細長いのが桟橋です。のどかでいいところでした。

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シンガポール各地にこのような公園がありますが、どこも管理が行き届いていて素晴らしいです。芝生はきれいでゴミはなく、舗装路は落ち葉すら残らず清掃されています。全ての道路がそうであるわけでは無いですが、印象はとても良いです。

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公園を後にし、ものものしい有刺鉄線が目に入りました。何かと思えば刑務所でした。Khalsa Crescent Prisonという刑務所で現在は稼働してない?ようです。僕は刑務所に入るようなことをする動機も勇気もないので、しれっと先を急ぎます。

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走行距離が90kmを越え、そろそろ折り返しかなぁと思っていると、お金持ちゾーンを通過しました。シンガポールでは珍しい部類に入る一軒家が立ち並んでいます。

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各家にほぼ間違いなく高級車が停まっていました。離れまであるなんて、一体どんな人が住んでいるのでしょうね。

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空虚な妄想をしていたら、SEMBAWANG Parkに着きました。

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先ほどの公園のようにきれいに整備された芝生が広がります。遠くでインド系の皆さんがクリケットを楽しんでいました。

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ドッグランもありました。そういえばシンガポールのペット事情はあまり知りません。今度ジャスティンに聞いてみようと思います。北西部に怪しげなペットショップがあるのを見かけましたが...。

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海の方まで出ると、休みを満喫する家族やカップルがたくさんいました。素敵な時間の使い方だと思います。いいですね。

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家族団らんのすぐ横で大型船の造船?メンテナンス?がおこなわれていました。実はここをチェックポイントにしようかと思いましたが、大きい声で「GoPro写真!」と一人で叫ぶのが恥ずかしくてやめました。正確に言うと何度か叫びましたが、この時だけマイクが声を拾ってくれませんでした。

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禁止標識パート2です。モーター、エンジンなどの原動機付きの乗り物を禁止する標識ですが、セグウェイや電動キックボードが載っているのがいかにもシンガポールらしいです。

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公園から続く道で、地図上では繋がっているけれどGoogleストリートビューでは行き止まりだった地点にやってきました。案の定行き止まりだったので迂回します。

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迂回した先に、存在感をバリバリに放っている車がありました。一瞬で光岡自動車の車だとわかるのはさすがという気がします。ヌエラ(NOUERA)という車種と思われます。現在は生産終了しているようですが、当時の新車価格で300万円~ということなのでシンガポール価格に直すと軽く1000万円は超えるのでしょうね。個人的には値段以上の高級感があるように感じます。

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素敵な車に目を奪われても、僕はかたくなに自転"車"に乗ります。

さて、シンガポール政府が整備する自転車・歩行者専用道PCN(Park Connector Network)は素敵な道ばかりではありません。写真のように既存の歩道を組み込んだだけの箇所も散見されます。PCN自体はまだまだ拡張中らしいので、いつの日かシンイチが整備されたPCNだけで達成できるようになるといいと思います。その時はまた自転車をもってきてレポートしますので、だれか教えてください。

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街中のPCNはどうしてもカオスな感じになりがちであると、これまでの経験からわかってきました。車道の方が安全に感じるときすらあります。そんなことを考えつつ、シンイチふたつめの貯水池(Lower Seletar Reservoir)の堰を渡ります。そういえばずっと曇天で、写真が暗めですね。GoProを通しての写真とはいえ、できるだけ編集無しの景色をお伝えしています。走行条件としては非常に良く、日差しが無いので走りやすかったです。

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さて、走行距離は100kmを越えましたがまだまだ脚は元気です。軍民共用飛行場であるセレター空港を右手に見ながら快走を続けます。

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さぁさぁ、Google Map上で一本道があるだけの謎の島"Punggol Barat Island" と "Punggol Timor Island" につながる橋を駆け抜けます。いったいどんな島なんでしょうか。ちょっとした期待を胸にシンイチはいよいよ後半戦です。

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100kmを越えてもなお、70kmの道のりが残っています。走り慣れた東部でもいろいろありました。「【シンイチ】シンガポールライド第八弾 下」へ続きます。