Carpe diem ~自転車と共に~

理系大学院生のブログ。ときどきサイクリング。

英語について思うこと ~中高生・大学生に向けて~

大学生2年生ごろから、ずっと考えていることがあります。日本での「英語」という言語の扱われ方・考え方についてです。(特に中学、高校、大学での英語の扱われ方・考え方について)このブログでは留学生活について記しているものの、英語については触れてきませんでした。単に、書く機会がなかったというだけですが、古い友人と話すといつもこの「英語」の話になるので、いつか文章でもまとめておきたいなと思っていました。この記事はまじめに書こうと思います。いつもまじめですが、もっとまじめに書きます。シンガポールも自転車も今回は御休みです。ちょっと長いので、お時間があるときに読んでいただければと思います。

今回の記事は、いろいろ思うところがあって、中学生・高校生・大学生に向けてのメッセージ的な文章にしたいと思います。僕の英語についての考え方をお伝えします。

 

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僕にとって「英語」は、世界を広げてくれる強力な「道具」です。英語がわかることで、この世界中の出来事を新鮮に、リアルに知ることができます。日本とは全く異なる環境で育った人たちとつながって、一緒に笑いあうことができます。それらの体験は本当に衝撃的なものです。とてもワクワクします。さらに、海外の人とつながったことで、日本のすばらしさを再確認することもできました。そして、日本人であることを強く意識し、誇りを持つようにもなりました。本当に強力な「道具」です。

 

特に伝えたいことを4つ挙げます。

  • 英語は、いわゆる5教科のうちの1教科として考えてはいけない

→気にするのはテストの点ではなく、自然に英語を読んだり聞いたり話したりできるか

  • 日常生活の一部を英語化することが大切

→教科書や文法書、論文を読むときだけに英語に触れているのは偏っている

  • 自分の英語力の自己評価をむやみに下げてはいけない、完璧を求めない

→「テストやTOEICの点が~」などと言って傷のなめあいをするのはもうやめよう

  • 大事なのは「トライする気持ち」、ミスしても大丈夫  

→とりあえず使ってなんぼの精神で気楽に考える

 

ありきたりなことかもしれませんが、これらは僕が今までいろいろな経験をして、身に染みて思うことです。それぞれ説明したいと思います。

 

まず二つ

  • 英語は、いわゆる5教科のうちの1教科として考えてはいけない
  • 日常生活の一部を英語化することが大切

僕は、今でこそ英語にとても親しみをもっているし、英語話者と意思疎通ができる程度には話すこともできます。(まだまだですが。)でも、自分が中学生・高校生の時に、ここまで英語が身の回りにあるような生活を送るようになるとは全くもって思っていませんでした。何故なら、多くの中高生とおなじように、当時の僕にとっても「英語」は単なる「1教科」に過ぎなかったからです。それでも、中学のころからいろいろな偶然や幸運が重なって、身の回りに少し「英語」がある生活を送っていたのも事実です。このことに関しては、別の記事で振り返ります。

 

多くの人は中学校から英語を学び始めます。塾で予習的に先回りして学ぶ人もいるでしょう。教科書で初めに出てくるのは「be動詞」です。ここから、 長い長い英語学習が始まります。見慣れない単語、文法を一所懸命に覚えていきます。英語は、数学のように、知識を積み重ねていって多くのことがわかるようになります。そのような性質から中学2年生になるころには、基礎的な内容を理解できなかった人が次々に「英語アレルギー」、ひどい場合は「英語恐怖症」にかかっていきます。実際は、そんなものなど存在しないのに。その理由として、いろいろな説明ができると思います。僕は、「英語を5教科のうちの1教科として考えてしまう」ことが原因だと思います。

 

椅子に座って教科書とにらめっこし、先生のいうことを繰り返して、テストの点で理解したかどうかを判断する。これが学校での学習の進め方です。このやり方で理解できる人も、そうでない人も各教科をがんばって学習します。

 

英語のテストで点が悪ければ「僕は英語ができない」と考えます。テストという狭い枠の中で評価されることで、どんどん息苦しい状況が生まれてしまいます。自分で自分の首をしめてしまうような感じです。少し考え方を変えてみましょう。そもそも、英語はことばです。人と人とがコミュニケーションするためのものです。コミュニケーションにおいて、テストの点などどうでもいいのです。テストの点やテキストの問題に集中しすぎているから、英語がいやになるのです。

 

日常生活を注意深く見渡すと、日本にも英語があふれていることに気付きます。ショッピングモールに行けば流行りの洋楽が流れているし、CMや広告でも英語がたくさん使われています。YouTubeInstagramなどのネットメディアを使う人は、より多くの英語を知らぬ間に目にしているはずです。それらを少しだけ気にかけてみましょう。読める単語だけでも読んでみましょう。意味が分かってうれしい、意外と理解できるな、など新しい驚きや発見があるかもしれません。やっぱりわからん、何も聞き取れない、でもいいんです。自然と英語がそこにある、そんな感覚をもてているかぎり、英語が嫌いになることはないでしょう。

 

僕たち日本人にとっての「英語」は長い時間をかけて学習する「教科」ではありません。人と人が話す時に使う「ことば」です。本当の英語は教科書の中にはありません。その手に持っているスマホに、家にあるテレビやパソコンに、街中の看板・広告に、たくさんの英語が散らばっているはずです。少しだけ意識を向ければ、生活の一部に英語を迎え入れることができると思います。そうすれば、英語アレルギーなんてないと気づくことができるのではないかと思います。

  

  • 自分の英語力の自己評価をむやみに下げてはいけない、完璧を求めない

これは中高生の方以外にも当てはまると思います。教科の話とかぶりますが「テストで○○点だったから、TOEICで○○○点だったから、自分は英語ができない」と信じ込むのはやめましょう。試験の結果で、英語力について消極的になることはありません。みんな立派に英語を学習しているんだから、それでいいじゃないですか。

 

高得点をとることより大事なのは、「もっと理解できるようになりたい、もっと話せるようになりたい」というモチベーションを持ち続けることです。そのためには、英語をもっと楽しいものにする必要があると思います。ジャスティン・ビーバーツイッターをフォローしてみるとか、NHKニュースの音声を英語にしてみるとか(全然わからなさ過ぎて逆に楽しい)、好きな海外スポーツ選手・海外有名人のインタビュー動画を探してみるとか、好きなゲームの言語設定を英語にするとか、海外のYouTuberをちらっと見てみるとか、いろいろあると思います。この辺りはいずれ改めて紹介できたらと思います。

 

上の例を試してみて、少しでも意味が分ったり聞き取れたりしたら、それは立派に「生の英語に触れて、理解した」といえるのです。日本語のネイティブスピーカーである僕たちが、本物の英語を理解するすばらしさを、ぜひ感じてほしいです。できないできないと消極的になっているままでは、自己評価も低いままになってしまいます。簡単なことから始めて、自信をつけていきましょう。

 

  • 大事なのは「トライする気持ち」、ミスしても大丈夫 

どんなことも、たくさんの失敗をして身に付けていくものです。英語も同じです。特に発音に関してです。中学校では、なぜか発音記号をきちんと教えてくれないので、単語をうまく読めない人がいるかもしれません。理想は発音記号を覚えることですが、そうでなくても、スマホで単語を調べたり、電子辞書のスピーカー機能を利用したりして発音を聞くことができます。それを真似すればいいのです。

 

正直なところ、英語話者の人と話す時には発音まで気を使っていられないことも多いので、「とりあえず読める(それっぽく発音できる)」状態ならOKだと思います。こだわりすぎるとわけがわからなくなります。

 

そうして正しく発音しようと頑張っていると、「なに気取ってるの?(笑)」とよくわからないことを言う人が現れることがありますが、無視するか逆に笑ってあげましょう。そういう雰囲気がチャレンジする人の足を引っ張るようなことがあってはなりません。vの発音では思いっきり下唇をかんで、thの発音は思いっきり舌を歯にあてて、発音するのです。トライ&エラーを繰り返して身に付けていきましょう。

 

英語を話すにしても、英文を書くにしても「間違ったらいやだな」と考えて、何も話せなくなったり、何も書けなくなったりする人がいます。確かに、ミスしたら恥ずかしいし、間違いを指摘されるのは気持ちのいいことではありません。それでもトライしなければ、何も始まりません。何か話してみて、書いてみて、それが間違っていたら、次は違う表現を試してみればいいのです。僕たちが幼かったとき、日本語をそうして身に付けていったように、今自分が「英語を話し始めたちょっと大きい赤ん坊」であるようなイメージをすればいいのです。それで大丈夫です。

 

以上、4つについて説明しました。

自分の頭の中の考えを文章にするのはとても難しかったですが、要点はまとめられたと思います。可能性を広げるのは自分次第です。この記事で何か気付くことがあったら、とてもうれしいです。また、具体例をいくつか挙げたと思うのでぜひ試してみてください。これからは、英語関連の記事もちょくちょく上げられればと思っています。最後まで読んでくださった皆さんの中に、何か新しい発見があったことを願っています。