Carpe diem ~自転車と共に~

元理系大学院生のブログ。人生を自転車に捧げた人。ときどきサイクリング。

NUSバナナチャレンジ ~真似しちゃダメ~

みなさんは、最近話題のマネキンチャレンジをご存知でしょうか。こんな感じです。

 

 

Wikipediaの説明は、

その場にいる全員が一斉にマネキン人形のように静止し、その様子を動画で撮影する。ハッシュタグの「#MannequinChallenge」は、TwitterInstagramなどの人気のあるソーシャルメディアプラットフォームで使用されている。 

 というものです。何故テイラースイフトで止めておかなかったのか、と言われそうですがトットちゃんも見てあげてください。過去にはアイスバケツチャレンジなども流行しましたね。多くの方は記憶の彼方に消えてしまっているかもしれません。

 

それで、今日のブログのタイトルがNUSバナナチャレンジ。流行らせる意図はありません。ただ、○○チャレンジと名付けて何かしたかっただけです。何をするかというと、

「バナナ1房(5本)のエネルギーでNUSの周回コースを自転車で何周できるか」

というものです。まぁ結局バナナ関係なくなるんですが。(笑)

 今回用意したバナナはこちら。メキシコ産バナナ5本2SGD(160円)。比較の為に15cm定規を置きましたが、サイズはちょっと大きめです。

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朝食でまず一本。同じフロアの住人が去り際にキッチンに残していった、ココアのような飲み物と一緒にいただきます。

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唐突ですが、エネルギーの話をしましょう。

人間が一日で消費するエネルギーは、「基礎代謝」と「日常生活や運動によって消費されるエネルギー」を足したものになります。

基礎代謝とは

何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。(Wikipediaより) 

 というものです。Wikipediaさん日本語が少し変ですね。つまりは内臓を動かしたり、体温を維持したりするために勝手に消費されるエネルギーのことですね。

こちらのサイトで僕の基礎代謝量を計算したところ、1,558kcalでした。この値に、今回のNUSバナナチャレンジによって消費されるエネルギーと、歩いたりするためのエネルギーを足したものが一日の消費エネルギーとなります。

 

では、バナナ5本で得られるエネルギーはどれくらいなのでしょうか。

文部科学省の食品成分データベースによるとバナナ一本の可食部は全体の60%で、可食部100gあたり86kcalのエネルギーをもっているようです。今回購入したメキシコ産バナナ5本の全体重量は1036gだったので、その可食部は622gになります。計算すると5本で535kcalになりました。朝食で飲んだ飲み物は125kcalとの表記があったので、合計660kcal分のエネルギーを得て、今回のチャレンジをおこなうことになります。やっぱり少ないよね。

 

目標は25周100km越えです。コースの紹介しましょう。 

 

寮をスタート/ゴールとし、反時計回りに周回する一周約4.3kmのコースです。

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コース上には二つの難所があります。「だらだら坂」と「階段坂」と名付けました。ネーミングセンスについての苦情は受け付けません。

 

・だらだら坂

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この坂は激坂(こう配の非常にきつい坂)ではありませんが、そのだらだら続く特徴が難所たるゆえんです。途中にバス停があるのも、走行するうえでは厄介です。

 

・階段坂

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あまりのこう配であるため、歩道が階段になっていることから「階段坂」と名付けました。登坂距離はそこまで長くないですが、疲労してきた時にどう乗り越えるかがポイントになります。

 

また、それぞれの下りもそこそこのこう配なので集中して車両コントロールをしないとスピードが出すぎて危険です。(ノーブレーキだったら時速50km/h以上でコーナーに突っ込むレベル)

 

さらに、前回おつたえしたように構内は何台ものシャトルバスが走っているほか、タクシーや工事車両が行き交っているので、それらにも十分注意を払う必要があります。

 

体力や精神力だけでなく、状況に合わせて臨機応変に対応する技術と集中力が求められるチャレンジでもあるのです。(もちろん普段のサイクリングも同様ですが。)

 

さぁ、背中にバナナを詰め込み準備万端です。

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前置きで結構長くなってしまいましたね。

 

次回!チャレンジの模様とその結果をお伝えしたいと思います。